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着物クリーニング専門きものしみぬき専科

着物クリーニング - 染み抜き(泥はね)

着物の泥汚れクリーニング事例

泥はねによる着物の汚れのクリーニング事例についてご紹介します。

事例3. 裾の泥クリーニング

裾の泥クリーニング

着物を着用時によく汚れる場所です。特に移動している場合に起こります。汚れる個所も、だいたい同じところです。着物の裾の裏地、八掛けの辺り、汚れの色も良く似ています。汚れの色が濃いほど、べったりと生地に付き、汚れをクリーニングするのに少し手間が掛ります。
着物染み抜き専科では、着物クリーニングをする場合は汚れの付き易い個所(衿、袖口、裾)はソープを付けてブラシで洗ってから、着物全体を洗濯します。今回のお客様は着物のメンテナンスをまめにされる方なので、泥跳ねの染み抜きのみで作業しました。(衣替えの時期にはちゃんとメンテナンスされておられます。)汚れた個所のみにクリーニングソープとブラシ、クリーニング溶剤を使い、染み抜きをしました。べったりと生地に付いた汚れを綺麗に直しました。

事例2. 訪問着の泥汚れのクリーニング

訪問着の泥汚れのクリーニング

オクミ八掛けの裾の裏に靴で踏まれたような泥のシミが付いています。生地の中まで(芯まで)汚れが入り込んでいます。乾いてから軽く掃って取れる様な生地の表面に付いたシミではありません。泥はねの汚れの成分は油性や水溶性など、いろんな成分からなっています。普通の染み抜きの様に作業するよりも、素早く染み抜きを行います。クリーニング溶剤、クリーニング洗浄機、クリーニングソープをふんだんに使って、生地が溶剤でたくさん濡れる位にして、油性の泥はねの成分を取りました。次に水溶性の成分も洗剤と洗浄機を使って手際良く作業しました。素早くしないとシミが生地の芯に残ってしまう可能性があります。それと着物地はデリケートなので、生地が擦れない事、色落ちがしない事も考慮しながら、泥はねの汚れを落としました。

事例1. 靴の泥汚れのクリーニング

靴の泥汚れのクリーニング

大阪、北新地のお客様の訪問着です。着物の裾の部分が真っ黒に汚れています。お仕事中にお客様を見送り時に靴底で、着物の裾を踏まれて出来たシミです。着物地が白っぽいのでよく目立ちます。汚れが生地の中まで入り込んでいます。着物の染み抜きの相談を受けました。今回は、クリーニング溶剤と石油系のクリーニング洗浄機、クリーニングソープを使い、手際良く、瞬時に生地も傷めない様にシミを落とさないといけません。シミの範囲も少し広いので染み抜きに手間取ると生地に入り込んだ汚れが生地の中に残る可能性があります。石油系の溶剤もソープも量も惜しまず、ふんだんに使いクリーニングました。